バスで前回の盛岡から仙台に来ました!
前回はこちら
それにしても、一人旅ってトラブルが起こりにくくていいですね。
仙台駅も見えてきました。
順調にことが進んでいますね。
でもなんか身が軽い気がするなあ…。
あれ…え…?
俺の荷物どこだ。
バスの中じゃん!
キャリーバッグがなくなってる!
全速力でさっきまでバスが止まっていたところまで戻ります。
しかし時すでに遅し。
既に行ってしまった後でした。
そんな気はしてたけどね!走り損だよ!
携帯と財布はあるため、何も焦る必要はありません。すぐに電話を入れます。
すると、4時間後に同じバスが同じ場所に戻るとのこと。
ということは、荷物持たずに観光ができて結果オーライじゃないですか!
………
……………
バス会社ご迷惑をお掛けして本当に申し訳ないという気持ちでいっぱいです。以後気をつけなければなりません。
まさか、早速トラブルに遭うなんて。
トラベルでトラブルってね!
いや、あの、ほんと反省してますから!
…さて、仙台に来たからには伊達政宗像を見にいかなければなりません。伊達政宗像と牛タンは義務です。
調べると仙台駅から4キロの地点にあるとのこと。結構歩きますが、仙台駅周辺の散策も楽しみたいのでバスは利用せず、歩いて向かうことにしました。
しかしながら、この前の日からこの日にかけて、大曲、角館、盛岡、それ以外の地も歩き回っているため、流石に脚に来ているのを感じました。


かなり歩いていますね…。
そのため、もう伊達政宗じゃなくて
途中の西公園にあったこれでいいか、という気持ちになりました。意外と伊達政宗もこんな感じだったのかもしれません。というか、なにこれ。
宮城の伝統工芸のこけしを大きくしたものであることは間違いなさそうです。台座も含め、10mもあるらしく、約60年に作られたそう。
こけしと大きいという要素って相性がいいんだな、と思いました。初めてみた人に恐怖を与えやすいという面で。
夕方から夜にかけては怖さに拍車がかかるに違いありません。
こけしの後ろにSLがありました。
現存する唯一のC60形蒸気機関車の模型とのことです。
しかし僕は機関車トーマスでしか蒸気機関車に触れたことがないため、顔がない以外の特徴が分かりません。機関車トーマスの世界観において、顔のない機関車は異端でしかないので不気味ですね…。でも、こけしの顔を埋め込めばトップハム・ハット卿の最高傑作になること間違いなし!
自分でもなにを言っているのか分からなくなってきたので、伊達政宗像のある仙台城跡に向かいましょう!
さて、残り数百メートルの時点で急に上り坂が。しかも、かなり急な斜面!
もう脚が限界なのに、なんで!
いや、僕が向かっている仙台城跡地には本来城があったので、当たり前といえば当たり前です…。
城は攻め込まれにくくするため、様々な工夫がされています。そのうちの一つがこの坂というわけです。多分。
創建以来一度も攻撃を受けることがなかったといわれ、明治維新を迎えてなお、城の役割を果たしていたそうです。戊辰戦争でも仙台が戦場となることはなかったそうです。
坂がキツそうで素通りしたとかじゃないよね…?
やっとの思いでここまで来ました。観光地とは思えないほどきつい道のりでした。もしかして他に道があったのかな…。
ああ…まだ、階段があるよ…。
力を振り絞って前進します。
そういえば伊達政宗って死に際に「この城は泰平(平和ということ)の世には向かん」と言ったとされる逸話が残されているそうです。本当にそうだね…。
あ、あれは!
あの馬に乗ってるフォルムは!
大変だったけど、坂を登ってきて良かったな……。
さて、駅まで戻りましょう…。
戻ってきたのであれを食べなくてはいけませんね。
牛タンです。
美味そうすぎる!
この大きさ!厚さ!5切れしかないのにこの存在感!
歯応えもよく、旨味が口の中に広がります。
またタレ漬けされた牛タン焼きが麦ご飯に合うんです…。
味わって食べました。
その後もせっかくなので、仙台駅にて販売されている…
ひょうたん揚げや
あと、マリオンクレープでクレープを食べました。
これは全国で食べられますね…。半額だったからつい買ってしまった…。
商店街は夜も賑わっていました。
仙台散策、とても楽しかったです。
とはいえ、この日だけで4万5千歩歩いているので脚の疲労が大変なことになっています…。
というわけで、秋田県から始まったこの旅の話は終わりとなりましたー。9ヶ月前のことでしたが、なんとか書ききれて良かったです。
また行きたいですねー。
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