秋田県に行った時の八つ目の記事です。
我ながらいくらなんでも書きすぎだと思います…。



…さて、秋田県には角館(かくのだて)という観光地があります。

角館は国の重要伝統的建造物群保存地区にしてされていて、現在も武家屋敷などの建造物が数多く残されています。

非常に気になる………。






というわけで角館駅に来てみました。

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ほぼ下調べもせずに来たため、パンフレットがないか探してみます。



そしてみつけたのがこちら。

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なんと角館はマツコ会議にて、秋田で初めて取り上げられた地だったのです!マツコ会議といったら、日本学術会議に匹敵する組織なので大々的に掲載されているのもうなずけます。

改めて角館が楽しみになりましたね。


どうやらほとんど道なりに沿って歩いていけば武家屋敷通りにたどり着くみたいなので、進んでみることにします。

マップを見る感じだとそんなに遠くないのかな?


〜15分後〜

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全然つかないと思ったら、駅から1.5kmもありやがりました。

景観を眺めながら進んだので思ったより時間がかかりました。武家屋敷通りに着いてからが角館の観光のスタートととも言えるので少しきつく感じる方もいるかもしれません。


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とりあえず近くにあった小田野さん家にお邪魔してみようと思います。僕だったら自分の家に「とりあえず」で入られたくはないですね。

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そして「とりあえず」感覚で撮られていく写真達。プライバシーを侵害していく快感を得ることができます。

そういえば、小田野という苗字の歴史上の人物を高校日本史で習ったのを思い出しました。小田野直武という人物で、杉田玄白、前野良沢らが翻訳した『解体新書』にて図を描いたとされています。教科書にも出てくる解体新書の扉絵は小田野直武が描いたものです。


そんな大物にゆかりがある家系なのか調べてみたところ…

Wikipediaに

直武は秋田藩角館に生まれる。
と載っていました。

ゆかりのある家系どころかこの地で生まれていました!
この地で平賀源内と出会い、後を追う形で江戸へ上ったそうです。
数年後に角館の地に戻って来ているそうで、30歳で急死。

今も角館には死の間際に直武が着ていたとされる血の付いた着物が残っているそうな…。



あれ、なんで怪談話のオチみたいになってるの?
ここ心霊スポットだったっけ?


と、とりあえず長居しても仕方ないので外に出ました。いやぁ、いい庭園でしたね。


後で調べて分かったのですが、角館にある青柳家の屋敷には小田野直武像解体新書記念館があるそうです。勢いで角館に来ちゃったせいで全然把握できていませんでした。トホホ。

勝手に紹介させて頂きますが、こちらの記事で青柳家について紹介しています。小田野直武の描いた解体新書の絵図をみることができるみたいです。


あまり写真を撮っていなかったので、フリー写真を数枚貼っておきます。

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僕の行った夏は新緑な景観を楽しむことができました。
春は桜、秋は紅葉、冬は雪景色といった四季の情緒があります。特に黒塀に映えるシダレザクラが美しいと評判なので、次は春に来たいです。

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小田野家以外にも侵入を繰り返し、お腹が空いたので角館で昼ごはんを食べることにしました。

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手打ちそば さくらぎさんです。


秋田県を出る前に名物の比内地鶏の親子丼を食べたいと思い、角館で食べられるところを探しました。

しばらくして、注文した親子丼が届きます。

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オイオイオイ…

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こんなのうまいに決まっているじゃないか!


僕の中の「そば屋の丼物は美味しい」という仮説に基づき、このお店を選んで正解だったかもしれません。

食べると当然のように美味しい…。
比内地鶏は程よく歯応えがあり、強い旨味を感じました。それに加え、口の中で卵と出汁の甘みが混ざります。


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マツコ会議に取り上げられるだけあって、角館はいい観光地でした。
今回は短時間の観光でしたが、次来たときはゆっくり街並みや食なども堪能したいです。


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次回は岩手県盛岡市に行った時のことを書きます〜☕️