代表的な日本文化の一つ、花火。

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花火は大きく夜空を彩り、一瞬で消えて無くなります。

まさに盛者必衰の理を表していますね。

その数秒の煌めき、儚さに僕たちは心を打たれます。

日本にはそんな花火職人の作った汗の結晶である花火を披露する大会がたくさんあります。そのうちの中でも多くの注目を浴びる三つの大会を日本三大花火大会と言います。


“ここの花火、1番だから…”

秋田でお世話になった旅館のスタッフのおばちゃんは三大花火大会の一つである大曲の花火についてそう話しました。

…………

……………

………………………

……………………………………………………1番…だと…?




三大花火大会なんて呼ばれてる中で、それを言うことがどういうことか分かってるのか…?


僕の出身地である茨城県にも、土浦市に大きな花火大会があり、これも日本三大花火大会と呼ばれています。


つまりこれは我々茨城県民への宣戦布告と捉えるべきなのかもしれませんし、捉えないべきであるのかもしれません。


某実写映画で茨城県への行き方について、

常磐線と呼ばれるローカル線に乗って無人の荒野を三日三晩走ります

という説明がされた時と同じくらいの屈辱を味わされました!


これは来たるべき戦いに備えて、大曲の花火の敵情視察を行う必要があります。


しかし残念ながら諸事情により、秋田にいるにも関わらず、大曲の花火を観ることができなかったため、後日大曲の地に行ってみることにしました。


大曲駅着。
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大曲駅から出るといきなり存在感のある玉が現れました。この大きさの玉が炸裂したら、ひとたまりもありません。

大曲め…!
敵情視察に来た人をこれで脅そうってのか!
(※被害妄想です。)

のんきに記念撮影をしている場合じゃありませんね…。
意図せず、フラッシュ撮影になってしまう可能性があります。


とりあえず、この場から離れましょう。
周りを見渡すと連絡通路がありました。

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しかし、絶対敵である僕を確実に仕留めるため罠なので普通に横断歩道を渡りました。



しばらくあるくと川がありました。

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9ヶ月前の自分になんでこの写真を撮ったのか問いたいのです。天気も悪くてあまりいい写真とは言えな…

ん?

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大曲の花火って書いてある!

読んでる皆さんは「だから何?夜空に打ち上げたろか?」と思ったかもしれません。

あの建物、花火とは何も関係ないんです。

これがどういうことであるのか。
大曲の地を歩いてみて何を感じたか。

それは、地域が一体となって大曲の花火という事業を活性化させているということです!


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どこをみても「大曲の花火」と書いてあります。


なんという花火愛!

衝撃的なことに、大曲駅前にあった大きな玉や地下通路は敵情視察に来たものへの洗礼ではなく、大曲の象徴である花火を表したものだったのです!


茨城県土浦市にはよく行きますが、土浦の花火をここまで宣伝していないと思います…。地元愛で完全な敗北をしているのかもしれません…。




大曲の花火に関するミュージアムもある。

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驚きました。まさか大曲の花火大会に関する施設があるなんて…。
しかもまあまあ大きい建物…。


無料で中に入ることができます。
せっかくなので、入ってみました。

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花火の歴史や花火ができるまでの工程を知ることができます。シアタールームもあり、過去の大曲の花火大会を前方、左右、上部の4面スクリーンの映像で体感することができました。


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花火玉模型を使った、自分で自由に花火を作ることができるはなび創作工房はとても楽しかったです。僕が子供だったらこの場から離れないと思います。


他にも常設展示、期間限定の企画展などがあり充実した内容となっていました。


花火に対する熱量の強さを感じますね。


………

……これはもっと茨城県も花火を宣伝した方がいいのかもしれません…。

茨城県と言ったら、納豆!牛久大仏!という方がほとんどですが、花火!とは言わないかもしれません。

Googleの検索エンジンに「大曲」と入力すると「大曲 花火大会」と上位に出てくるのに対し、「土浦」と入力して上位にでてくるのは「土浦イオン」でした…。


そもそも検索候補に「花火」がなかったとは口にできません。


そんなんだから魅力度ランキングあがらないんだぞ…!!!

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しかしながらこういった比較も大切ではあるのですが、僕がいいたいのは!


こんなに花火に対して誇りを持っている大曲という街が素晴らしいということです!



いつかこの地で夜空に咲く華を観たいものですね。


そういうわけで、大曲の花火、そして、土浦の花火を今後とも宜しくお願いします。